日本エネルギー会議

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発起人

有馬朗人

arima

1953年東京大学理学部物理学科卒業。同大学理学部助教授、ニューヨーク州立大学ストニーブルク校教授、東京大学理学部教授を経て、1989年東京大学総長に就任。1998年参議院議員に当選し文部大臣となり科学技術庁長官を経て現在に至る。
武蔵学園長と静岡文化芸術大学理事長等兼任。名誉大英勲章、文化功労者、旭日大綬章、文化勲章等受賞多数。

[ メッセージ ]

人類の英知=科学技術で危機を乗越えよう

エネルギー問題で心配なのは化石燃料はいずれ無くなるということ。それ以前に我が国のエネルギー自給率は4%で残りの96%は外国から買っているのだ。また地球温暖化の問題も忘れられているが重要だ。地表温度が4℃上昇すると人類は10億人しか住めなくなる。では注目されている再生可能エネルギーに解決の糸口はあるのか。ドイツは再生可能エネルギーに力を入れ10年かけて発電電力量を約2.5倍に拡大した。このことは評価すべきだが日本がドイツ並みの努力をしても10年間で総発電量の10%程度にしかならない。省エネはどうか。私は3年前に冷房と冷蔵庫をスパっと止めた。確かに暑い。でも氷はローソンかセブンイレブンに行けば大きな冷蔵庫があるからそこへ行く。この位やらないと日本のエネルギーは足りない。原子力に関しても、きちんと科学的に、技術的に、数値的に皆さんで議論して頂きたい。原子力のバックエンド(核廃棄物処理)は60年たった今も出来ていないが、これはアインシュタイン以来の物理学者らの大問題である。現在世界の人口が70億人でこれから100億にもなると言われる中で、全世界のエネルギーをどう維持していくか。この問題に直面するであろう。私は人間の英知を信じる。人間は今まで様々な問題にあってきた。氷河期、戦争、飢饉にもあったがそのたびに人間は知恵を絞って今まで伸びてきた。英知を絞って科学技術を伸ばし、世界と日本のエネルギー事情を克服しようではありませんか。皆さんの知恵を是非とも拝借したい。