日本エネルギー会議

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ウルグアイ

ウルグアイと聞くと、多角的貿易交渉が行われたウルグアイ・ラウンドを思い出すが、ウルグアイがどこにあるかと言われると南米だとしか答えられないし、首都のモンテビデオの名前をいつか聞いたことがある程度だ。ウルグアイは大西洋に面し、ブラジルとアルゼンチンに挟まれた小国で1人当たりのGDPは南米では上位。面積は日本の約半分で人口は336万人(福島県の1.5倍)。かつてブラジルからパラグアイとともに分離独立した。

このウルグアイが厳戒のパリで開催されたCOP21で「2017年までに、2009年~2013年の二酸化炭素排出量から88パーセント削減すると宣言し各国を驚かせた。かつては石油を大量消費していたが、この10年間の努力で現在、エネルギー供給全体の55パーセントを再生可能エネルギーが占めている。(世界の平均値は12パーセント)

電力に限れば94.5パーセントを風力、水力、太陽光など再生可能エネルギーで賄っている。いったい不安定な風力などをどのようにコントロールしているか興味のあるところだ。安定した風が吹く地帯であることと、長期間の電気料金の安定を保証して上手に外国資本を導入したことが成功の理由だという。日本の商社も投資に参加しようとしているようだ。

これを伝えたのはガーディアン紙で、それを下記のサイトがリブログして驚きの感想を載せている。
再生可能エネルギー95%を実現。ウルグアイから日本が学ぶべきこと
COP21参加の先進国首脳が度胆を抜かれた、小国ウルグアイのエネルギー事情

日本ではCOP21関連の情報はたくさん伝えられたが、国内の主要メディアでは、ウルグアイの状況や宣言を伝えた記事を見たことがなかった。新聞や雑誌で、ほとんどの社が載せた特ダネを載せ損なうことを「特落ち」と言うが、特ダネをほとんどの社が載せないことを何と言うのだろう。

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