日本エネルギー会議

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寺田証言を読みましたか(7)

最近読んだものの中で大変重要だと思ったのが、福島第一原発の事故当時、総理補佐官だった寺田氏が書いた事故対応に関する証言。私の得た感想と得られたヒントの第5回です。証言そのものを併せてお読みになるにはハフポストの下記サイトでお読みください。
ハフィントンポスト

以下は第7章に関して私の感想と得られたヒントなど


私もテレビが伝えるヘリからの燃料ブールへの注水を避難先で見ていたが、チェルノブイリ原発事故でヘリから骨材を落としたことを思わせる画面だった。風もあるし、高所からなので見ていてとても水がうまくプールに落ちるとは思われず、随分と無駄な作業だ、自衛隊員も被曝して大変だと思った。それでも実行したということは、それほど窮地だったのだろう。実際にどの程度の水を入れることが出来るものか、後日検証出来ているのか。無人ヘリやドローンなどでどの程度のことが出来るのか今後のために実験しておく必要がある。

原発の近くに状況把握のため、普段から固定テレビカメラと照明装置を配備しておくべきである。そしてそれが地震や津波で壊されないようにもしておかなけれはならない。

アメリカ政府とのやりとりは、関係者の聞き取り等によりさらに詳しく記録、検証すべきことではないか。また、アメリカ以外の近隣諸国に対してもどのように対応したか、今後はどうするかを検討する必要がある。うまくやらないと、その後の風評被害に苦しむ原因にもなる。

大事故、大災害の際に日米同盟はどのように機能するのかについても、双方であらかじめよく詰めて置く必要がある。

警察の放水のいきさつを見ると、管総理もトップの器としてはいかがなものかと思ってしまうところがある。
➂ 
為替や株などについても、大災害時にどのような動きをし、どのような対処や国際協調が必要となるのかについての検討がなされておくべきである。

次の事故が発生した場合、果たして政府と原子力規制委員会と電力会社などの情報共有、連携が当初からスムースに進むのだろうか。それが事故発生から4日もかかってようやく出来た福島第一原発の事故の轍を踏んではならない。
 
これらについて事故後いままでに改善された事実をご存知であれば、お教えいただきたい。               

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